ヒース・レジャー命日に遺作先行上映、LiLiCo「本当にカメレオン俳優」
2010年1月23日 12:01

[映画.com ニュース] 28歳の若さで急死した故ヒース・レジャーさんの2度目の命日にあたる1月22日、東京・TOHOシネマズ六本木ヒルズでアカデミー賞助演男優賞を受賞した「ダークナイト」と、翌23日から日本公開される遺作「Dr.パルナサスの鏡」の特別追悼上映が行われ、映画コメンテーターのLiLiCoとフリーライターの佐藤友紀が故人を偲んだ。会場には、実際にレジャーさんが劇中で着用したスーツが展示され、熱心なファンたちがカメラに収めていた。
「Dr.パルナサスの鏡」で記憶を失ったナゾの青年トニー役を演じていたレジャーさんは、撮影途中にニューヨークの自宅で薬物の過剰摂取が原因で急死。一時は製作が中止しかけたが、レジャーさんと親交のあったジョニー・デップ、ジュード・ロウ、コリン・ファレルの3人が役を演じ分ける形で引き継がれた。LiLiCoは、「どうやって撮影したんだろうって、驚くことがたくさんある作品。本当にカメレオン俳優なんだと実感」とレジャーさんの演技の幅広さに感心しきり。レジャーさんが亡くなった当日は、偶然にも出世作「ブロークバック・マウンテン」の監督で、当時来日中だったアン・リーと一緒にいたといい「監督は誰よりもショックを受けていたし、表情を見ているだけで心が痛んだ」と振り返った。
レジャーさんに数回インタビューした経験を持つ佐藤は、その知られざる素顔を披露。「いい意味で気取りのないオーストラリア人。とてもチャーミングな人だった」と述懐。「Dr.パルナサスの鏡」については「本人が演技を楽しんでいる様子が伝わって、純粋に良かったなと思った」。また、レジャーさんがデップの主演作「スウィーニー・トッド/フリート街の悪魔の理髪師」を鑑賞後、「ジョニーはもっとダークに演じるべきだった」と“ダメ出し”したエピソードを明かした。
「Dr.パルナサスの鏡」はショウゲート配給で全国公開中。
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