美輪明宏「ラブリーボーン」主演の15歳女優の顔を絶賛
2010年1月14日 11:27

[映画.com ニュース] 「ロード・オブ・ザ・リング」のピーター・ジャクソンが監督、スティーブン・スピルバーグ製作の「ラブリーボーン」の試写会が1月13日、東京・新宿明治安田生命ホールで行われた。同作は、14歳で殺害された主人公の少女スージー・サーモンが、天国から残された家族を見守る姿を描いたファンタジーで、そのスピリチュアルな内容にちなんで、上映前に美輪明宏がトークショーを行った。
天国や霊魂、生まれ変わりなどをテーマにとうとうと語り続け、会場を独特の雰囲気に包み込んだ美輪。映画のように天国から呼びかけられることはあるかという質問に、「日常茶飯事です」とサラリ。「別に驚きもしないし、珍しくもありません。皆さんもあるはずなのに、あるはずはないと思い込んで、お感じにならないだけです。人間は言葉ができる前はテレパシーで意思疎通をしていて、言葉が発達してその能力が退化してしまっただけ。詳しくは私の本に書いてございます」と話した。
同作で主人公スージーを演じるのは、「つぐない」(07)で13歳にしてアカデミー賞にノミネートされたシアーシャ・ローナン(現在15歳)。美輪は、「昔の映画にはわざわざ映画館に行かなければ見られない美男美女の顔というものがあった。彼女はそうした素晴らしい顔をしている」と絶賛。「最近の映画はそこらへんに転がっている顔の人が出ているから、なんだかなと思っていましたけど、彼女はとても愛くるしくて上品。それに、彼女の彼氏役の子も美男子。イケメン、イケジョが出ていて、ハリウッド映画はこうでなくちゃと思わされました」と毒舌を交えながら語った。さらに、「今の時代、美しいものや情緒、ロマンがなくなってしまったが、この映画を見てホッとしました。スピリチュアルな映画でもありますが、家族愛の映画でもあり、家族は愛し合い、助け合うということが根底に流れているのが見どころです」とPRした。
「ラブリーボーン」は1月29日全国ロードショー。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

入国審査
【これめっちゃ面白かった】この2人、空港の入国審査で何時間も尋問される…一体なぜ? 衝撃の結末へ
提供:松竹

またピクサーが大傑作つくったんですか…
【大人がボロボロ泣く感動超大作】両親を失った主人公の再生。そのままの君が好きだよ。
提供:ディズニー

映画界を変える“究極の推し活”がある。
【革命的すぎてヤバい】大好きな俳優と映画を、まさかの方法でとことん応援できる!!
提供:フィリップ証券

ジュラシック・ワールド 復活の大地
【超絶パワーアップ】マジ最高だった!! 究極のスリル、圧倒的な感動、限界突破の興奮!!!
提供:東宝東和

何だこのむちゃくちゃ“刺さる”映画は!?
【尋常でなく期待してる】“命より大事な誰か”のためなら、自分の限界を超えられる。
提供:ディズニー