小栗旬監督×小出恵介主演「シュアリー・サムデイ」特報が公開
2010年1月11日 06:22

[映画.com ニュース] 俳優の小栗旬が初監督を務める「シュアリー・サムデイ」の特報が、劇場やオフィシャルホームページで公開中だ。小栗の5年越しのオリジナル企画を映画化するもので、「キサラギ」で共演して以来、親交のある小出恵介や勝地涼、綾野剛、鈴木亮平、ムロツヨシが主人公の5人を演じた。
同作は、小栗が自らの高校の仲間たちとの絆をテーマに書き上げたプロットがベースで、若手脚本家の武藤将吾が執筆した。バンドを組む高校の同級生5人が、文化祭の中止に抗議するために狂言の爆破予告をして高校を占拠。だが、仲間のひとりが誤って本物の爆弾を仕掛けたために大爆発を引き起こしてしまう。事件の責任をとった5人の3年後の姿を描きながら、爆破事件の裏に潜むもうひとつの事件の真相に迫る群像劇。
特報は、「オレたちは人生の絶頂とどん底を味わった」という小出のナレーションから始まる。机とイスで封鎖した教室にいた5人が、「モクモクしてきた!」の一言をきっかけに、必死の形相で逃げる様子を中心に構成。その後、高校を中退したタクミに扮した小出が「バカで最強だったオレたちを取り戻す!」と力説したり、ヤクザに車で追跡されるシーンが盛り込まれている。
撮影は昨年7月10日に神奈川でクランクインし、8月25日にクランクアップ。5人のほかに岡村隆史、竹中直人、遠藤憲一、笹野高史、阿部力、妻夫木聡、津田寛治らが、小栗のために結集したことでも知られる話題作だ。
「シュアリー・サムデイ」は松竹配給で、7月17日から全国で公開。
(C)2010「シュアリー・サムデイ」製作委員会
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