石黒英雄、新成人へのメッセージは「特になし」
2010年1月9日 16:42
[映画.com ニュース] 累計420万部を突破した松本光司の人気漫画の実写映画版「彼岸島」(キム・テギュン監督)が1月9日、全国111スクリーンで公開。主演の石黒英雄、渡辺大、水川あさみ、弓削智久、山本耕史が東京・新宿バルト9で舞台挨拶に立った。
高校生の明(石黒)が、行方不明の兄(渡辺)を捜索するため孤島に上陸し、吸血鬼と化した住人と壮絶な死闘を繰り広げるアクション作。撮影から約2年を経ての初日に、石黒は「この日をどれだけ待ちわびたことか。いろいろな角度から2度、3度と楽しめる作品なので、ぜひよろしくお願いします」と万感の表情。それでも、「楽しみは寝ることだけだった」とハードな撮影を振り返り、現場に差し入れされたハンバーガー80個をひとつも食べることができなかったと、渡辺や弓削ら共演者に恨み節をこぼした。
そんな石黒は、1月10日に21歳の誕生日を迎えるため、1日早い誕生日ケーキがサプライズで登場。ハンバーガーの恨みも忘れて大感激で、「毎年、誕生日は家でひとりなので、本当にうれしい」と頭を下げた。さらに、11日の成人の日を目前に控えた新成人へメッセージを求められると、「特に何もありません」。昨年、自らの成人式にも欠席だったそうで、あまり思い入れがない様子だった。