尾野真千子“ゆがんだ映画”初日に満面の笑み
2010年1月9日 16:27

[映画.com ニュース] 尾野真千子の主演最新作「真幸くあらば」が1月9日、全国9スクリーンで公開。尾野をはじめ久保田将至、ミッキー・カーチス、御徒町凧監督、音楽監督を務めた森山直太朗、奥山和由プロデューサーらが、東京・新宿バルト9で舞台挨拶を行なった。
同作は、殺人を犯した死刑囚と殺害された被害者の婚約者だった女の、決して結ばれることのない究極の純愛を描く。10年越しの企画を公開にこぎ着けた奥山プロデューサーは、「関係者から『期待していなかったけど、陶酔感のある麻薬のような映画だ』と言われたことが一番うれしかった。この映画は、体にいい麻薬なんです。でも、合わない方は、解毒作用たっぷりの森山さんの音楽を楽しんでください」とブラックジョークで盛り上げた。
ヌードも辞さぬ覚悟で臨んだ尾野は、「とても大変でしたが、本当に素晴らしい映画ができました」とニッコリ。そして、「自分にとっては究極の愛を演じたつもり。少しでもいいから感じ取ってもらえたら」とアピールした。久保田とともに死刑囚を演じたミッキーが、「はっきり言ってゆがんでいるから、覚悟しろよ!」とユーモアたっぷりに話すと、森山も「僕も正直ゆがんでいると思った。でも、役者さんの何ももたないでカメラの前に立つ緊張感に感化された」と話し、喝さいを浴びていた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

キャンドルスティック
【予告編だけでこんなに観たくなること…ある!?】阿部寛、10秒でAIを騙す――狂おしいほど面白そう
提供:ティ・ジョイ

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった“1秒”で爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

すさまじい“魂震作”だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント