「スパイダーマン4」撮影延期!悪役めぐりライミ監督とスタジオが衝突?
2010年1月7日 16:34
マーベルスタジオと太いパイプを持つと言われる米映画ジャーナリストのニッキ・フィンケがブログDeadline Hollywoodでスクープしたところによると、同作のクランクインはもともと2月に予定されていたが、3月、4月へと徐々にずれ込んだあげく、現時点ではスタートの見通しがまったく立たない状態だという。
延期の原因だが、脚本が難航していることにあるようだ。同作の脚本にはこれまで、ジェームズ・バンダービルト(「ゾディアック」)、デビッド・リンゼイ=アベアー(アニメ「ロボッツ」原案・脚本)、ゲイリー・ロス(「シービスケット」)といった名脚本家たちが携わってきたが、ライミ監督がいずれのバージョンにも納得していないという。現在は、「スパイダーマン2」と「3」の脚本家アルビン・サージェントがさらなるリライトに着手している。
それに加えて、米ハリウッド・レポーター誌によれば、「スパイダーマン4」に登場させる悪役のチョイスをめぐって、ライミ監督とスタジオのソニー・ピクチャーズが対立しているらしい。翼付きの飛行スーツを着用するバルチャーという老人の悪役をメインに据えたいライミ監督に対して(監督はジョン・マルコビッチの起用を希望)、ソニー側はセクシーな女性の悪役ブラックキャットを投入して、サブプロットに恋愛の要素を加えたいと考えているようだ。
「スパイダーマン4」の全米公開日は早い段階から2011年5月6日と、サマーシーズン最初の週末という絶好のポジションに設定されている。ソニーでは何とか今夏にもクランクインして公開日を死守したい意向だが、現時点で脚本が上がっていないようではおそらく公開も2カ月ほど延期されるのではというのが大方の見方だ。
Amazonで関連商品を見る
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

映画「F1(R) エフワン」
【語れば語るほど、より“傑作”になっていく】上がりきったハードルを超えてきた…胸アツをこえて胸炎上
提供:ワーナー・ブラザース映画

たった1秒のシーンが爆発的に話題になった映画
【この夏、絶対に観るやつ】全世界が瞬時に“観るリスト”に入れた…魅力を徹底検証!
提供:ワーナー・ブラザース映画

でっちあげ 殺人教師と呼ばれた男
【あり得ないほど素晴らしい一作】この映画は心を撃ち抜く。刺すような冷たさと、雷のような感動で。
提供:東映

186億円の自腹で製作した狂気の一作
【100年後まで語り継がれるはず】この映画体験、生涯に一度あるかないか…
提供:ハーク、松竹

なんだこの映画は!?
【異常な超高評価】観たくて観たくて仕方なかった“悪魔的超ヒット作”ついに日本上陸!
提供:ワーナー・ブラザース映画

すさまじい映画だった――
【あまりにも早すぎる超最速レビュー】全身で感じる、圧倒的熱量の体験。
提供:ソニー・ピクチャーズエンタテインメント

“生涯ベスト”の絶賛!
「愛しくて涙が止まらない」…笑って泣いて前を向く、最高のエール贈る極上作【1人でも多くの人へ】
提供:KDDI

究極・至高の“昭和の角川映画”傑作選!
「野獣死すべし」「探偵物語」「人間の証明」…傑作を一挙大放出!(提供:BS10 スターチャンネル)