「アバター」の舞台、神秘の星パンドラを“創造主”J・キャメロンが紹介
2009年12月18日 09:57

[映画.com ニュース] 「タイタニック」でアカデミー賞史上最多11部門を受賞し、全世界興行収入No.1(約1800億円)を打ち立てたジェームズ・キャメロン監督12年ぶりの最新作「アバター」が、12月23日に公開される。地球からおよそ5光年離れた衛星パンドラを舞台に繰り広げられるSFアクション超大作で、キャメロン監督がゼロから創造した圧倒的なパンドラの世界観を、最先端の3D技術によってスクリーンの中に入り込んだように体験できるのが最大の魅力。その衛星パンドラの生物や環境の詳細について知ることができるドキュメンタリー番組風の特別動画が公開された。この映像は、キャメロン監督が自ら脚本、「アバター」本編に科学者役で出演しているシガニー・ウィーバーがナレーションを務めている。
パンドラは地球に似た青い星だが、高さ1000フィートに及ぶ樹木や風変わりな鳥の群れ、夜になると青や紫にあやしくも美しく発光する動植物など、独特の生態系が発達。アンオブタニウムという特殊な鉱石により空中に浮く山々が連なる様子は、まるで宮崎駿アニメを彷彿とさせる世界でもある。さらに、大気中には地球人にとって有毒な成分が含まれ、人間はパンドラの先住民ナヴィ族と人間との遺伝子を融合させた分身(アバター)に意識を投影させ、アバターを遠隔操作することでパンドラ上の活動を可能にしている。やがて、地球では採取できないアンオブタニウムを巡り、地球人とナヴィ族との戦争がぼっ発。ナヴィ族の娘ネイティリ(ゾーイ・サルダナ)と恋に落ちた青年ジェイク(サム・ワーシントン)は、自身の決断に地球とパンドラとの運命を背負うことになる。
では、その神秘的な星パンドラとは、どのようにして生み出されていったのか? キャメロン監督は今から13~14年前にパンドラが自分の目の前に現れる夢を見たことから、本作を着想。天体物理学者や文化人類学者、植物学者などあらゆる知識人を動員し、星の生態系や文化、言語までも独自に創造した。「アバター」にかかわるスタッフやキャストは、「キャメロンはまるで実際にパンドラという星へ旅をし、大量のメモを取って戻って来て、彼が経験したあらゆる出来事を紙に書き出し、その後、映画を作ったかのようだ」と語っているという。今回の映像を見れば、あたかも実在するかのような、圧倒的なパンドラの世界観に魅了されること請け合いだ。
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