米話題作「第9地区」10年4月の日本公開が決定!
2009年12月15日 08:01

[映画.com ニュース] 今夏、全米で大ヒットした「district9」の邦題が「第9地区」に決まり、2010年4月に日本公開されることが分かった。「ロード・オブ・ザ・リング」シリーズのピーター・ジャクソン監督がプロデュースを手がけたものの、わずか3000万ドルの製作費で全米興行収入1億ドルを突破してしまった話題作だ。
同作は、無名のニール・ブロムカンプ監督が長編デビュー作としてメガホンをとったが、キャストも知名度のない俳優ばかり。それでも、公開週末に興収3700万ドルを記録して製作費をあっという間に超えて初登場1位に立った。また、来年の第82回アカデミー賞視覚効果賞のノミネート候補15作品に選出されている。
南アフリカ上空に突如飛来した、正体不明の宇宙船から地上に降り立ったのは、未知の生命体。これまでにも映画史で何度となく描かれてきた設定だが、今回は“難民”として人間との共同生活をスタートさせる。しかし人間との争いは絶えず、共同居住区「第9地区」がスラム化したため事態解決に超国家機関が乗り出すことから大きなほころびが生じていく。
アメリカでは、8月14日の公開よりも前に、6月にサンディエゴで行われたコミコンが大きな“引き金”となった。初上映された評判が絶賛され、口コミで一気に広まったことが異例の興行展開につながったといえる。ドキュメンタリー的な手法を採用したSFアクションが、日本でどのように受け入れられるのかに注目が集まる。
「第9地区」はワーナーとギャガの共同配給で、2010年4月から全国で公開。
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