ジョニー・デップ、極寒に負けず1時間以上のファンサービス
2009年12月10日 20:59
[映画.com ニュース] 伝説の銀行強盗ジョン・デリンジャーの半生を描く伝記映画「パブリック・エネミーズ」(マイケル・マン監督)のプロモーションで来日中のジョニー・デップが12月10日、東京・六本木ヒルズアリーナで行われたジャパンプレミアに来場し、集まった約1500人のファンの声援に応えた。
大恐慌時代のアメリカを舞台に、FBIから「パブリック・エネミー(社会の敵)NO.1」として指名手配された大胆不敵な銀行強盗ジョン・デリンジャーと、恋人ビリーの逃亡劇を描く。共演には、クリスチャン・ベール、マリオン・コティヤールら豪華キャストが顔をそろえた。
200人以上の報道陣が待ち構えるなか、デップは穴のあいた中折れ帽にシルバーのスーツ姿でレッドカーペットに登場し、サインを求めるファンにひとりひとり丁寧に対応し、がっちりと握手を交わしていた。
ファンを大切にすることで有名なデップは、「いつも日本に来る度に、皆さんの温かいサポートに信じられない思いでいっぱい。ファンのおかげで仕事ができるので、みんなは僕のボスだよ!」と日本のファンに最敬礼。また、撮影で印象深かったシーンについては「実はクリスチャン・ベールとは2シーンしか共演していないんだけど、彼と刑務所で会うのと、背後から撃たれるシーンが印象深いかな(笑)」とおどけてみせた。
「パブリック・エネミーズ」は東宝東和配給で、12月12日から全国で公開。