玉木、樹里ら「のだめ」ファミリーにファン4000人総立ち
2009年12月9日 20:29

[映画.com ニュース] 二ノ宮知子の人気漫画をドラマ化した「のだめカンタービレ」の映画版「のだめカンタービレ/最終楽章 前編」の完成披露試写会が12月9日、東京・有楽町の東京国際フォーラムで行われ、主演の上野樹里、玉木宏をはじめ、ウエンツ瑛士、ベッキー、山口紗弥加、山田優、なだぎ武、チャド・マレーン、福士誠治、吉瀬美智子、竹中直人、武内英樹監督が舞台挨拶に登場。劇中衣装に身を包み、カツラや付け鼻など特殊メイクでの登場に、詰め掛けた約4000人のファンは総立ちのスタンディングオベージョンで出迎えた。
2008年1月にフジテレビで放映されたスペシャルドラマのその後を描いた映画版。変わり者だが才能あるピアニスト“のだめ”こと野田恵を演じた上野は、「映画になったからこそ、こうして目の前でお客さんに会うことができた。とても感動しています」と満面の笑み。見どころについては、ひとつに絞りきれずに困った様子だったが「ゆうこさん(山口)とのバトルシーン。まさか撮影に8時間もかかるなんて」とCGを駆使したアクションに苦労したことを明かした。また、4カ国に及ぶ欧州ロケを「最初は大変だったけれど、最後のほうは毎日ピザとパスタでも平気でした」と振り返り、玉木から劇中の天才指揮者・千秋ばりに「食べ物の話か?」と突っ込みを入れられるひと幕もあった。

一方の玉木は、「千秋がダメなオケ(オーケストラ)を立て直すのに一生懸命な姿が最大の見どころ」と強調。世界3大ホールのひとつ、オーストリア・ウィーンの楽友協会などで6曲分の指揮シーンを撮影したことについて、「(指揮者としての)成長を見せなければという責任を感じたが、さすがにだんだん気持ちよくなった」とクラシック音楽の聖地での体験に酔いしれた様子。ドラマに続き、演出を手がけた武内監督は「ドラマと映画の違いはあんまり意識しなかった」としながらも、「衝撃のラストが待っているので、絶対に(他人に)言わないでください」とアピールした。
「のだめカンタービレ/最終楽章 前編」は東宝配給で、12月19日から全国で公開。
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