過去10年間で最も大コケした失敗作は、エディ・マーフィのアノ作品!
2009年11月30日 16:59

[映画.com ニュース] 20世紀フォックスに大赤字を計上したエリザベス・テイラー主演の史劇「クレオパトラ」(63)や、製作会社ユナイテッド・アーティスツを倒産に追い込んだマイケル・チミノ監督の「天国の門」(80)といった、製作費に比べ、興行成績がふるわない映画のことを「失敗作」という。米ハリウッド・レポーター誌が、過去10年間に全米公開され、大コケした失敗作トップ10を発表した。
第1位は、エディ・マーフィ主演のSFコメディ「プルート・ナッシュ」。マーフィの高額ギャラのために製作費は膨れ上がったが、全米興収は500万ドルにも満たない大失敗作であり、マーフィは過去5作品で2億5000万ドル(約217億円)を損失している。
第2位のジョン・トラボルタ主演のSFアクション「バトルフィールド・アース」は、ラジー賞創設25周年記念の歴代最低ドラマ作品賞にも輝いている。
第3位の「マーシャル博士の恐竜ランド」はまだ記憶に新しいが、ディズニーやソニーと映画化権を争ったわりに不満足な数字で、ユニバーサルでは重役の首が2つ飛んだという。
第4位は当時人気絶頂だったベン・アフレック&ジェニファー・ロペスを主演に揃えながら興行的大失敗に終わった「ジーリ」。トップ10の中で唯一日本でも劇場未公開の作品だ。
アカデミー主演女優賞を受賞しても、スターパワーには関係ないようで、ハル・ベリー主演の「キャットウーマン」、ニコール・キッドマン主演の「インベージョン」がそれぞれ第6位、第7位にランクインしている。
失敗作トップ10は以下の通り。
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