才色兼備の女優サラ・ポーリー、M・カウリスマキ監督の新作に主演
2009年11月27日 11:29
[映画.com ニュース] 「死ぬまでにしたい10のこと」(03)でブレイクし、脚本・監督を手がけた「アウェイ・フロム・ハー君を想う」(06)で弱冠27歳にしてアカデミー脚色賞にノミネートされたカナダ人女優サラ・ポーリーが、フィンランドのミカ・カウリスマキ監督の新作に主演することが分かった。
バラエティ誌によると、ポーリーはカナダと北欧諸国合作の歴史ドラマ「Queen Kristina」で、タイトルロールの17世紀スウェーデンの女王クリスティーナに扮するという。父王グスタフ2世亡きあと即位したクリスティーナは才女の誉れ高く、「バロックの女王」と称された人物。過去にも、グレタ・ガルボ主演で「クリスチナ女王」(33)として映画化された。
ミカ・カウリスマキ監督は、「浮き雲」「過去のない男」のアキ・カウリスマキ監督の兄。「ヘルシンキ・ナポリ/オールナイトロング」「Go!Go!L.A.」等の作品で知られる。脚本を、ポーリーと同じくカナダ・ケベック出身の劇作家ミシェル・マルク・ブシャール(「孤児のミューズたち」)が手がける。2011年初頭、カナダとスウェーデンで撮影予定。