【国内興行】「2012」が初登場でトップを快走
2009年11月24日 18:53
[映画.com ニュース] ローランド・エメリッヒ監督、ジョン・キューザック主演の「2012」が11月21日、全国613スクリーンで公開され、初登場にして国内興行成績のトップに躍り出た。
「2012」は、マヤ文明が残した予言をもとに、2012年12月21日に訪れる地球滅亡を描いたディザスタームービー。20代男女を中心にファミリー層も取り込み、21、22日の2日間で興行収入5億7365万9750円、観客動員45万9768人を記録。20日に行われた前夜祭で5027万7700円、祝日の23日にも2億5410万6050円を稼ぎ、4日間の累計を興収8億7804万3500円、動員70万9503人とした。
苦しい出足となったのは、クエンティン・タランティーノ監督、ブラッド・ピット主演の「イングロリアス・バスターズ」。20日の公開までに来日イベントを含めメディアへの積極的な露出を敢行し、さらに公開から4日間限定で「面白くなければ全額返金します」キャンペーンを展開したが、初登場5位に終わった。
また、前週まで首位を堅守していた「マイケル・ジャクソン THIS IS IT」は2位にランクダウンしたが、累計興収37億3500万円、動員298万5000人。公開最終週を迎え、興収40億円に向けてラストスパートをかける。
そのほかに、初登場組では「劇場版マクロスF/虚空歌姫 イツワリノウタヒメ」が9位にランクイン。長澤まさみ主演最新作「曲がれ!スプーン」は、トップ10圏外となる11位と厳しいスタートになった。