「笑う警官」早くもシリーズ化?角川春樹が「監督は崔洋一」と暴露
2009年11月14日 15:48

[映画.com ニュース] 佐々木譲のベストセラー小説を実写映画化した「笑う警官」が11月14日、全国約250スクリーンで封切られ、主演の大森南朋、松雪泰子、野村祐人、伊藤明賢、原作の佐々木譲、15年ぶりにメジャー作品のメガホンをとった角川春樹監督が、東京・有楽町の丸の内TOEIで舞台挨拶に立った。
北海道警察で実際にあった汚職事件を基に、警察組織の腐敗を描いたスリリングな問題作。角川監督は、「周囲からクランクインさえ不可能と言われながら、人員不足のまま撮影に突入した」と振り返った。そして、「原作者の佐々木さんを納得させる映画を撮るんだという意気込みだった。観客の皆さんには少し分かりにくい部分もあるかもしれないが、それは2回見ていただければ理解してもらえる」と“春樹節”を展開。原作者の佐々木も、「ラストのどんでん返しには驚いた。ここまで深くおしゃれな物語になって満足」と太鼓判を押した。
角川監督は、すでに「笑う警官」に続く佐々木の道警シリーズ4部作の2作目「警官の紋章」の映画化の動きがあることを示唆。さらに、「来週、ある監督と打ち合わせする予定。ある監督っていうのは崔洋一なんですけれど」と“舌好調”の様子で暴露してしまった。それでも、「実現のためにも、まずはこの映画がヒットしないと」とアピールしていた。
一方、主演の大森は、角川監督が撮影中に“隠れタバコ”を繰り返していたと暴露。さすがの角川監督も苦笑しながら、「1日5本という決まりだったが、どうしても手が伸びてしまって。バレないように、タバコを手にするとスタッフから『それは何ですか?』って怒られて(笑)。まるで高校生みたいでした」と弁明していた。
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