トム・ハンクス、再び演じたロバード・ラングドンを語る
2009年10月23日 17:14
[映画.com ニュース] トム・ハンクス主演、ロン・ハワード監督で、ダン・ブラウンの世界的ベストセラー小説を映画化した「天使と悪魔」のDVD&ブルーレイが、10月28日に発売される。シリーズ前作「ダ・ヴィンチ・コード」に続き、主人公ロバート・ラングドン教授を演じたハンクスが語った。
ローマ、バチカンを舞台に、ハーバード大学教授の象徴学者ラングドンが、核にも勝るエネルギーを持つ「反物質」を用いてバチカン消滅を企む秘密結社イルミナティの陰謀に挑む。その輝かしいキャリアの中で、ハンクスが同じ役を2度演じたのは、アニメ「トイ・ストーリー」の声優を除いて今回が初めてだが、同じ役だからといって「楽なことはひとつもないよ」とハンクスは言う。「観客がラングドンの過去や1作目で彼が体験したことを知っているということは一助になるかもしれないが、それでもラングドンは『天使と悪魔』を一歩目からスタートするんだ」
さらにハンクスは、「ラングドンの頭がどう働いているのか、どうやってひとつの結論から次の結論にあれほど素早く飛べるのかということを理解するのが大切だ」と続ける。さらに、「彼は暗号や謎かけやシンボル、ゲームやパズルや歴史について百科辞典並みの知識を持っている。そしてそれらを状況に応じて関連づけることができる。そんなことができる人間は世界中に彼ひとりだけかもしれないけれど、そこに信憑性を持たせなければいけないんだ」と強調する。
そんな「歩く百科事典」ラングドンの名推理が見どころのひとつだが、決して衒学的なだけでは終わらない。反物質の爆発が迫るタイムリミットサスペンスとして、息をつかせぬ展開が続くからだ。
「『ダ・ヴィンチ・コード』はある種の宝物探し競争と形容することもできるものだったが、『天使と悪魔』ではさらに激しいレースが展開される。まるで現代のローマの街中で繰り広げられる競馬みたいだよ。馬の群れの真ん中で口から泡を吹いているクォーターホース(短距離の瞬発力に優れた馬)に乗っている感じだね(笑)」
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【死を迎える時、どんな最期を選びますか?】“人生の終わり”と“生きる喜び”描く、珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【この最新作を観るべきか?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作だった…!
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー