寺尾聰、独り舞台の「さまよう刃」初日挨拶にファン歓喜 次回作は初メガホン!?
2009年10月10日 18:41

[映画.com ニュース] 東野圭吾のベストセラー小説を映画化した「さまよう刃」が10月10日、全国215スクリーンで公開された。主演の寺尾聰は、ラストシーンが撮影された神奈川・川崎のラチッタデッラ内の川崎チネチッタで舞台挨拶を行った。
寺尾は、「ここ何年か出演してきたエンタメ映画とは違う世界に足を一歩踏み入れられた」と満足げな表情。最愛の娘を未成年の少年グループに惨殺された父親が、法律を無視して復讐に立ち上がる姿を描くが、「テレビで(山口県光市母子殺害事件の遺族)本村洋さんが、怒りや悲しみをこらえながら冷静に聡明に受け答えをしている姿を見て、心が揺さぶられているときにオファーがきた」と出演理由を明かした。
話題は裁判員制度についても及び、「罪と罰のバランスは現状のままでいいんだろうか? この制度が始まることで、外野からの感情だけで意見していた自分とは別の自分がいる」と吐露。それだけに、「僕だってふだんはただの酔っ払いです。ほんの一瞬でいいんです。この映画を見て、少しでも何かを考えてくれれば、この映画は大成功だと思う」と問題提起をうながした。
また、「自分で撮りたくてウズウズしている作品があるんですよ。それに(『博士の愛した数式』『雨あがる』『阿弥陀堂だより』でタッグを組んだ)師匠ともいえる小泉堯史監督の作品にも出演したいと考えています」と今後の構想も披露してファンを喜ばせた。
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