小出恵介が林遣都がジャージ姿で絆アピール。「風が強く吹いている」完成披露
2009年9月30日 11:27

[映画.com ニュース] 2人の天才ランナーを軸に素人集団が箱根駅伝出場を目指す姿を描く映画「風が強く吹いている」の完成披露試写会が9月29日、東京・丸の内ピカデリーで行われた。
主演の小出恵介、林遣都をはじめ、寛政大学陸上部員に扮した中村優一、川村陽介、ダンテ・カーバーらは、劇中で着用したジャージ姿で登場。主将のハイジを演じた小出は、「過酷な撮影だったけれど、妥協せずにやりきった。その結晶を作品に残せたと思う」と胸を張った。
直木賞作家・三浦しをんの人気小説を実写映画化。壮大なスケールであるがゆえに実現が危ぶまれたが、約40人のカメラマンが撮影に臨み完成に漕ぎつけた。小出らを誇らしげに見つめていた大森寿美男監督は、「彼らの達成感がうかがえる。越えなくてはならないハードルは本当に高かったけれど、風が吹いたとしか思えない力を感じた」と感無量の面持ちだ。
小出は、キャスト全員の足跡で作り上げた富士山の横断幕に「絆」と書き込み、「すごい練習量だったので、箱根駅伝に出場する人たちの気分がちょっとでも味わえたように思う。みんなで同じ目標に向かったからこそ乗り越えられた」とアピールした。
「風が強く吹いている」は10月31日から全国で公開。
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