オスカー脚本家ディアブロ・コーディの新作は、美人双子姉妹が主人公の学園小説
2009年9月25日 12:00
[映画.com ニュース] 「JUNO/ジュノ」「ジェニファーズ・ボディ」で知られるオスカー脚本家ディアブロ・コーディが、新たに学園小説を原作としたユニバーサル映画作品の脚本・プロデュースを務めることになった。
米バラエティ誌が伝えたもので、その原作小説は、恋多きジェシカと生真面目なエリザベスという美人女子高校生ウェイクフィールド双子姉妹を主人公とした、フランシーン・パスカル著の学園恋愛小説「Sweet Valley High」シリーズ。英語圏では全150冊も刊行されているベストセラーシリーズで、90年代には双子の女優ブリタニー&シンシア・ダニエルを主役にTVシリーズも制作され、日本でもハヤカワ文庫から「スイート・ヴァレー・ハイ」として翻訳小説が出版された。
コーディの他、プロデューサーに「JUNO」のメイソン・ノビック、「ウォンテッド」のマーク・プラットらが名を連ねる。
エレン・ペイジ主演のアカデミー脚本賞受賞作「JUNO」で1億ドルを突破するスマッシュヒットを飛ばしたコーディは、ティーンのセリフ回しに定評がある。先週公開された脚本第2作となるミーガン・フォックス主演のホラーコメディ「ジェニファーズ・ボディ」は惜しくも全米初登場第5位の興収に終わっているが、トニ・コレット主演のTVコメディシリーズ「The United States of Tara」でコレットにエミー賞をもたらすなど、コーディはまだまだハリウッドで引っ張りだこだ。
今回の映画版で、どんな若手女優が主役の双子にキャスティングされるのか、コーディがどんな恋愛劇に仕上げるのか、大いに楽しみだ。