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したまちコメディ映画祭いとうせいこう総合Pが今年の目玉を熱く語る

2009年9月18日 12:00

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下町らしいコメディの“磁場”を築きたい、といとう氏
下町らしいコメディの“磁場”を築きたい、といとう氏

[映画.com ニュース] 今年も9月21日~25日、東京国際映画祭提携企画「第2回したまちコメディ映画祭 in 台東」が台東区浅草および上野で開催される。総合プロデューサーのいとうせいこうに、今年の見どころを聞いた。

「今年のオープニングには川を使います。昔の歌舞伎役者みたいに船乗り込みしてくる。吾妻橋の横に細い桟橋が出ているので、そこに映画関係者の方が浅草に乗り込んでくる。その後、トロリーバスで雷門、浅草公会堂までお乗せして、レッドカーペットで記念撮影をする。いろんな場所にシャッターチャンスがある。ハプニングは当然起こると思います。これまでも、いくつもハプニングを乗りこえてきたので、そうしたライブを楽しみたいですね」と、今年の趣向に期待を寄せる。

「映画祭の目玉はありすぎるくらいですね。『生誕100周年伴淳三郎特集』のような旧作のアーカイブ上映は心配していないんです。特別招待作品として上映されるアジア映画に人がたくさん来てくだされば、国際映画祭としては大成功だと思います。また、オープニングの『大洗にも星はふるなり』や『クヒオ大佐』のように、邦画の新作でコメディをやっている方々をちゃんとバックアップしたいですね。もともと、浅草や上野という地は新しいもの好きだったわけですから。20分以内のコメディ映画のコンペティション『したまちコメディ大賞2009』をやるのですが、『コメディ虎の穴』感が出るんじゃないでしょうか。望外に豪華なラインナップになりましたね。審査員が超豪華で、大林宣彦監督と岸本加世子さんという異色な組み合わせが面白いですね。それと、シネフィルイマジカで映画番組を持っている浅草キッドの『コメディ映画講座』も、司会を僕指定で発注してきたのでトークショーは長くなりそうですね。北野武さんと『男はつらいよ』をお題に語りつくすんですからね。それと、BBCの『モンティ・パイソン』も特集でやりますが、来年以降メンバーに来ていただくための布石として行われます(笑)。とにかく、何か面白いコトをやりそうだという、下町らしい“磁場”を大切にしたいです」と、企画の数々に胸を張る。

「前回よりも2カ月開催が早くなったから、飲むのにも最高の季節でしょうね。ホッピー通り(浅草WINSそばのもつ煮込み通り)のような一杯飲み屋で、見てきたばかりの映画について語り合うようなシチュエーションができたら、いい感じで対流ができますよね。無料のパンダバスが出ますから上野・浅草間も至極近いんですが、自由に移動できます。こういうのは渋谷では体験できません」と、住民参加型の映画祭らしいお楽しみもあるそうだ。

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