スコセッシ監督の次回作はシナトラ伝記映画か?遠藤周作「沈黙」か?
2009年9月9日 12:00

[映画.com ニュース] マーティン・スコセッシ監督が映画化を進めている大歌手フランク・シナトラの伝記映画「シナトラ」に、リック・ガードという英国人バンドシンガーが雇われたことが分かった。
英タブロイド紙サンに対し、ガードは「スコセッシの関係者からEメールが来た時、かつがれたと思ったんだ。それから、僕に出演を求めていたアメリカのエージェントから連絡があったんだけど、僕のウェブサイトはアクセスが殺到してパンクしそうだった」と、喜びを述べている。同紙によると、ガードはサウンドトラックの録音のために雇われたようで、シナトラの歌声を代わりに出すミュージカル・スタントを演じるようだ。
フィル・アルデン・ロビンソン(「フィールド・オブ・ドリームス」)脚本の同作では、タイトルロールとして、レオナルド・ディカプリオ、ジョージ・クルーニー、ジョニー・デップという3人のビッグネームの名前が挙がっている。スコセッシ監督、スタジオのユニバーサル映画、シナトラの遺族の三者がそれぞれ違う名前を推しているのだという。
一方で、スコセッシ監督が10数年間映画化を切望している企画が、遠藤周作の小説を原作とする「沈黙」だ。すでにダニエル・デイ=ルイスとベニチオ・デル・トロという2人のオスカー俳優が、17世紀の鎖国時代の日本に渡来するポルトガル人宣教師の役としてキャスティングされており、後はゴーサインを待つばかりの状態だが、同作の最大のネックは、テーマの重さからくる興行価値の低さだという。
ディカプリオ主演、デニス・ルヘイン原作のスコセッシ監督最新作「シャッター・アイランド」は全米公開が来年2月に延び、今年の賞レースから外れてしまったため、「沈黙」のプロデューサーたちは、同作を再来年以降の賞レースに参戦させたい意向だ。
他にも監督作として、ジョージ・ハリスン(元ビートルズ)のドキュメンタリー映画も構想にあり、さらに1920年代の米アトランティックシティのギャングたちを描く米HBOのTVシリーズ「ボードウォーク・エンパイア」もプロデュース、パイロット版の監督も手がける。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
同僚にあまりにオススメされるので、ミリしらで観たら不覚にも秒で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった
提供:ワーナー・ブラザース映画

日本の映画館は高すぎる!?
【そんなあなたに…衝撃の価格破壊!】2000円→750円になる裏ワザあります
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

ディズニープラス デジタルギフトカード(通常価格5,940円)が当たる!
「ガンニバル」シーズン1をちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)