大後寿々花、波瑠、高山侑子が語るカメラの外の「女の子ものがたり」
2009年8月28日 12:00
同作は、スランプから抜け出せない36歳の漫画家・菜都美(深津絵里)が、故郷で親友たちと過ごした日々を思い返しながら、もう一度人生を見つめ直していくストーリー。大後は菜都美の高校生時代を演じ、親友のきみこ役を波瑠が、同じくみさ役を高山が演じている。
役柄上は同い年の3人だが、実際には波瑠が高3、高山が高2、大後が高1とそれぞれ学年が異なる。そのためか年下の大後が「最初は2人に話しかけたくても話しかけられなかったんです」と遠慮がちに口を開くと、波瑠は「寿々花ちゃんは大人しいタイプなんですけど、話すと大人っぽくてこっちが勉強になるときもあるんですよ」とさり気なくフォロー。すると高山は「波瑠ちゃんとは1歳しか違わないけど、うちらをまとめてくれてやっぱり大人だと思います。リーダーというか、カシラです、カシラ(笑)!」とイタズラっぽく笑う。まるで劇中の3人がスクリーンから飛び出してきたようだ。
菜都美たちの楽しくもほろ苦い青春模様は、演じた3人にとってもかけがえのない思い出になったという。波瑠は「3人でワイワイやるのは演じてて楽しかったし、映画を見てもフレッシュでいい感じです」と語り、高山も「演技じゃなく素で楽しんじゃってましたね」と振り返っていた。
3人一緒にいればすべてが輝いて見えたあの頃。しかしある日、菜都美ときみこは取っ組み合いの大ゲンカをしてしまう。菜都美が上京して漫画家を目指すきっかけとなるこのシーンについて、大後は「大切なシーンになると分かってはいたんですが、普段乱闘することなんてないし(笑)、怪我させちゃいけないとか考えてしまって最初はうまく演じられませんでした」と当時の心中を明かした。最終的には「もっと本気で! やられたらやり返して!」という監督の指示の下、大後も波瑠も我を忘れるほど本気で感情をぶつけ合い、それは「叩かれても痛みを感じない」ほどだったとか。
友情をテーマに描く本作について、最後に大後から「タイトルだけ見ると女性向け映画っぽいですが、友情は男女関係なく存在するものだし、誰が見ても感じることのある作品です」とメッセージが送られた。
「女の子ものがたり」は8月29日より全国公開。
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