ガス・バン・サント監督作を、ロン・ハワード父娘がプロデュース
2009年8月26日 12:00
[映画.com ニュース] 「ミルク」でアカデミー監督賞にノミネートされたガス・バン・サント監督がメガホンを取り、ジェイソン・ルーという新人脚本家が書いた「レストレス(Restless)」というオリジナル脚本を映画化するプロジェクトが最終調整に入っているという。
米ハリウッド・レポーター誌が伝えたもので、ブライアン・グレイザー、ロン・ハワード、ブライス・ダラス・ハワードがプロデューサーを務め、イマジン・エンターテインメントが製作する。現代の典型的な若者の恋を描くようだ。
新人ライターのルーは、ロン・ハワード監督の娘で女優のブライス・ダラス・ハワードと共にニューヨーク大学映画学科へ通った仲らしい。ルーが当初、舞台用に戯曲を書き上げると、その戯曲を読んだブライスが映画の脚本にするべきだと進言したという。ルーの手によって完成した脚本は、娘の推薦もあって父ロンに買われ、イマジン社のものに。そしてバン・サント監督に脚本が渡り、企画にゴーサインが出たようだ。
バン・サント監督は、バイセクシャルなテーマではない「グッド・ウィル・ハンティング/旅立ち」「小説家を見つけたら」的な青春映画に久々に挑む。