今年の東京国際映画祭コンペ部門審査委員長は、「バベル」のイニャリトゥ監督
2009年8月17日 12:00

[映画.com ニュース] 10月17日より25日まで東京・六本木ヒルズをメイン会場として都内の各劇場で開催される、第22回東京国際映画祭のコンペティション部門の審査委員長が、メキシコの映画監督アレハンドロ・ゴンザレス・イニャリトゥに決定した。8月17日に、同映画祭事務局から発表された。
イニャリトゥ監督は、ガエル・ガルシア・ベルナルが主演した2000年の監督デビュー作「アモーレス・ペロス」で、狂おしく許されない愛を描き、カンヌ国際映画祭批評家週間グランプリ、また第13回東京国際映画祭コンペティション部門のグランプリ&監督賞を同時受賞。また、ベニチオ・デル・トロ主演の「21グラム」(03)、カンヌ国際映画祭監督賞を受賞したブラッド・ピット主演の「バベル」(06)などを監督している。「バベル」は東京を舞台に、父(役所広司)と暮らす聾者の女子高生チエコ(菊地凜子)のストーリーのパートもあり、都会で孤独を抱える少女を演じた菊地凜子は本作でアカデミー助演女優賞にノミネートされた。
何かと「東京」と縁が深い映画作家であるイニャリトゥ監督は、審査委員長を務めるにあたり、「日本の文化や映画の伝統は、私個人にも影響を与え、また、敬意と感心を抱かせました。第22回東京国際映画祭の審査委員長を務めさせていただけることを名誉に思い、感情の浄化や省察を引き起こす新たな声に出会うことを楽しみにしています」とコメントを寄せている。
関連ニュース





映画.com注目特集をチェック

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

すごすぎて言葉にならない映画
【人類史上最悪の“ブラック仕事”爆誕】よく考えずに転職したら…死んで生き返る“無限労働”だった…
提供:ワーナー・ブラザース映画

【号外】映画館の価格破壊、始まる
【日本の映画料金は高すぎる、という人に朗報】2000円→750円になる“裏ワザ”教えます
提供:KDDI

「イノセンス」4Kリマスター版
【いま観ずに、いつ観る?】公開20周年記念、劇場“初”公開!“究極”の「イノセンス」が解放される
提供:TOHO NEXT

石門
就活中に妊娠、卵子提供のバイト、生活に困窮…壮絶、しかし共感する驚愕体験【100%超高評価作】
提供:ラビットハウス

ヤバい映画みつけましたよ
【いた…凄まじくクレイジーな監督が…!】壮大VFXの映画をほぼ1人で製作、撮影に7年、完成に12年
提供:Henge