「崖の上のポニョ」、全米トップ10入り。宮崎アニメで過去最高のスタート
2009年8月17日 12:00
[映画.com ニュース] 宮崎駿監督の「崖の上のポニョ(Ponyo)」英語吹替え版が8月14日より全米927スクリーンで公開され、オープニング興収で351万ドル(約3.3億円)を稼ぎ出し、週末の興収ランキングで第9位のスマッシュヒットを飾った。
宮崎駿作品は、過去に「ハウルの動く城(Howl's Moving Castle)」(04)が36スクリーンで43万ドル、「千と千尋の神隠し(Spirited Away)」(01)が26スクリーンで45万ドル、「もののけ姫(Princess Mononoke)」(97)が8スクリーン14万ドルと、いずれもディズニー・スタジオの配給で全米公開されているが、今回スクリーン数が一挙に増大。01年の「千と千尋の神隠し」でアカデミー長編アニメーション賞を受賞した宮崎監督の名前は、全米の映画ファンにも徐々に浸透しつつあるようだ。
今回も公開を前に、米Comingsoon.netには宮崎監督が自ら描いた宗介の家のスケッチ画が公開された。
「ポニョ」英語吹替え版は、ポニョの声にノア・サイラス(マイリー・サイラスの末妹)、宗介の声にフランキー・ジョナス(ジョナス・ブラザース末弟)。ほかに、ケイト・ブランシェット、マット・デイモン、ティナ・フェイ、クロリス・リーチマン、リーアム・ニーソン、リリー・トムリンといった豪華俳優陣が声の出演をしている。