公開10周年の「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」、新たな続編製作へ
2009年8月14日 12:00

[映画.com ニュース] 超低予算で製作されながら、その斬新なスタイルとメディアミックス宣伝が話題となって、全世界で大ヒットを記録したホラー映画「ブレア・ウィッチ・プロジェクト」(99)。今年公開10周年を迎えた同作のダニエル・マイリック&エドゥアルド・サンチェス監督が、英BBCの取材に答えて、続編の構想があることを明かした。
同作には、2000年に公開された「ブレアウィッチ2」(ジョー・バーリンジャー監督)という続編があるが、マイリック&サンチェスは製作総指揮に名を連ねているものの、実際のところ、この続編は彼らの意に反して製作されたものだという。「『ブレア・ウィッチ・プロジェクト』をめぐる騒ぎが大きくなりすぎて、僕たちとしては、もう少し状況が落ち着いてから続編なり考えたいと思っていたんだが、スタジオ側は『鉄は熱いうちに打て』ということでゴーサインを出してしまった。実際、あの続編には結果的にほとんど関わっていないので、自分たちの映画という感じはしない。だけどタイトルに『ブレアウィッチ』とあるのは事実だからね」
ちなみに、「ブレアウィッチ2」は興行的にはそこそこの成功を収めたものの、評価はさんざんで、ラジー賞5部門にノミネートされ、最低リメイク/続編賞を受賞している。
そこで、マイリック&サンチェスは改めて自分たちの続編を製作したいと考えているようだ。まだ具体的なプランはないというが、「『ブレア・ウィッチ』を冠した映画は、それぞれ独立した作品として成立しているというのが理想。当初、舞台を18世紀に設定して、キューブリック風の映画にしたいと考えたこともあったが、今は原点に戻って、第1作の直後を描きたいと思っている。ビデオ的な要素は入るだろうが、前作のような手持ちカメラの主観撮影はしない」と、構想を語った。
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