「ハリー・ポッター」ドラコ役のトム・フェルトンが初来日で舞台挨拶
2009年8月3日 12:00
[映画.com ニュース] 公開中の人気シリーズ第6作「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(デビッド・イェーツ監督)のプロモーションのため、主人公ハリーのライバル的存在であるドラコ・マルフォイ役のトム・フェルトンが来日。8月1日、東京・有楽町の丸の内ピカデリー1で行われた舞台挨拶に登壇した。
第1作「ハリー・ポッターと賢者の石」(01)からドラコ役を務めており、「ハリポタ」ファンにはおなじみの存在のフェルトンだが、シリーズ開始から8年、第6作にして初来日がついに実現。劇場には熱心なファンも多数駆けつけ、感激のあまり涙を流す若い女性の姿も見受けられた。
劇中では憎まれる側の敵役だが、フェルトン自身は観客の声援に手を振って返すなど気さくな好青年。「シリーズが始まってもう8年も経ったけど、皆さんのおかげでここまで続けてくることができた。心の底から感謝します」と日本のファンに対する謝辞を述べ、現在撮影が進められているシリーズ最終章「ハリー・ポッターと死の秘宝」2部作(10年11月、11年夏公開)については、「全体の半分くらいが終わったところ。まだあまりバラせないんだけど、最高のものになると思う。これからも応援してください」と語り、満場の観客に「アリガトウ!」と笑顔を振りまいた。
映画は7月15日に公開されてから、31日までに興行収入41億円を突破。その大ヒットを祝してダルマに目を入れることになり、筆を持った姿が「魔法の杖みたいですね」と司会者に言われたフェルトンは、ちょっと緊張気味になりながらも、丁寧にダルマの右目を完成させた。