楽天の野村監督、ピクサー最新作「カールじいさん」のPR監督に
2009年8月3日 12:00

[映画.com ニュース] 東北楽天ゴールデンイーグルスの野村克也監督が、ピクサーアニメの最新作「カールじいさんの空飛ぶ家」(12月5日公開)のプロモーション監督に就任した。
「モンスターズ・インク」「ファインディング・ニモ」といったヒット作や、アカデミー賞を受賞した「レミーのおいしいレストラン」「ウォーリー」などで知られるピクサーの記念すべき10作目の長編映画「カールじいさんの空飛ぶ家」は、78歳のカールじいさんが亡き妻エリーとの夢を果たすため、1万個以上の風船を一軒家にくくりつけて家ごと浮かんで冒険の旅に出るという物語。
配給元のディズニーは、74歳にして現役プロ野球監督として活躍し続け、また、沙知代夫人との夫婦仲も良いことで知られる野村監督の姿がカールじいさんに通じるとし、プロモーション監督を依頼。野村監督は「(カールじいさんと)年代が一緒だということ。それからやっぱり(カールじいさんの)奥さんとうちの奥さんがつながる。そうなるといろんな教訓がもらえますよね。すごく心打たれました」と作品に惚れこみ、「大変な責任を感じます、光栄です」と依頼を引き受けた。
子どもの頃は映画俳優に憧れた時期もあったという野村監督。カールじいさんさながらに、70代になっても第一線で頑張り続けていられる秘訣は「自分の好きなこと、やりたいことをやることだと思う」とコメント。「野村から野球を引いたらゼロなので、野球をやっていることがエネルギーになっている」と野球への愛も忘れなかった。
プロモーション監督としては、9月21日の敬老の日に仙台で行われるイベントや、11月下旬のジャパンプレミアに参加する。

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