舌好調の竹中直人、沢村一樹に場内爆笑!「山形スクリーム」会見
2009年7月24日 12:00
[映画.com ニュース] 竹中直人の4年ぶり6作目となる監督作品「山形スクリーム」の完成を受け、7月23日、東京・六本木のザ・リッツ・カールトン東京にて記者会見が行われ、竹中監督のほか主演の成海璃子、共演の沢村一樹、AKIRA(EXILE)、マイコが登壇した。
本作は、「死霊のはらわた」のサム・ライミをはじめ、ティム・バートン、リドリー・スコットら竹中が敬愛する映画作家たちにオマージュを捧げたホラーコメディ。歴史研究会の一員として山形県・御釈ヶ部(おしゃかべ)村を訪れた女子高生・美香代(成海)が、800年の封印から蘇った落ち武者ゾンビ(沢村)に恋されてしまう一方、次々とゾンビ化する村人たちと壮絶なバトルを繰り広げる。
会場に足を踏み入れるや、つまづいてズッコケる、椅子から転げ落ちるなどギャグ連発で笑いをとった竹中は「昔からホラーが大好きで、今回満を持して撮りました。完璧・理想のキャスティングができて、信じられない気分なのじゃ!」と上機嫌。ときおり山形弁を交えながら「セミやカエルの鳴き声がうるさいと思ったが、とても協力的だった。田んぼに挨拶しに行ったらカエルが1匹、振り向いてうなずいてくれたんですよ。それからセミも……」と、映画同様ハイテンションな竹中ワールドを炸裂させた。
また、初のゾンビ役に挑んだ沢村は「あんなに長時間、エロ男爵を封印したのは初めて」とコメント。直後に「マイコちゃんに下心があって食事に誘った」と明かすと会場は爆笑に包まれた。ほかにAKIRAが「役が気に入って、衣装を持ち帰った。家で1人で着てセリフを言っているけど、惨めですね(笑)」と告白するなど、最後まで笑いの絶えない記者会見となった。
「山形スクリーム」は8月1日公開。
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