コッポラ監督は「ゴッドファーザー」続編をスコセッシ監督に撮らせたかった!
2009年7月9日 12:00
[映画.com ニュース] フランシス・フォード・コッポラ監督が米エスクァイア誌のインタビューを受け、自身の監督作「ゴッドファーザーPART II」(74)を、本心では友人のマーティン・スコセッシ監督に撮らせたかったと告白した。
「ゴッドファーザー」(72)関連の質問を受けたコッポラ監督は、「あのエンディングは明白で、マイケル(アル・パチーノ)は自分自身で堕落している。それで終わりだった。だから、なぜパラマウントがもう1本の『ゴッドファーザー』を作りたがるのか、私は理解できなかった」と述懐した。
それからコッポラはパラマウントに呼ばれ、続編のオファーを受けたという。「『私がすることは、あなたたちのためにストーリー(脚本)を練ることなんですね? それからその脚本を生かしてくれる監督とプロデューサーを探しましょう』と私が言うと、彼らは『じゃ、監督は誰がいい?』と聞いてきた。そこで私が『若い男ですが、マーティン・スコセッシ』と言うと、彼らは『絶対にダメだ! あいつはまだ監督になり立てじゃないか』と言ってきた」
この「幻のスコセッシ監督」については、コッポラが映画評論家ピーター・ビスキンドの取材に答え、98年に発表されたビスキンド著の映画本「イージー・ライダー★レイジング・ブル」の中で、そのパラマウントのトップがロバート・エバンズ(伝記「くたばれ!ハリウッド」の著者)であることを明かしている。コッポラが親友スコセッシをエバンズに推薦すると、彼から「絶対にダメだ。マーティン・スコセッシは最悪なチョイスだ。私が目の黒いうちは絶対にさせない」と返答されたという。その時に、コッポラは100万ドル(当時)で監督のオファーを受け、了承している。
そんなコッポラは同誌インタビューで、「『ソプラノズ』を見たことがない。私はマフィアに興味がないんだ」と語っている。
「ゴッドファーザー」DVDには特典で、ロバート・デ・ニーロのオーディションテープが含まれている。「ゴッドファーザー」の全米封切りの半年後の73年10月、スコセッシ監督とデ・ニーロ主演の黄金コンビ第1作となる「ミーン・ストリート」(73)が全米公開される。
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