「HEROES/ヒーローズ」マシ・オカが、ゲーム映画を発案&プロデュース
2009年6月9日 12:00
[映画.com ニュース] 人気TVシリーズ「HEROES/ヒーローズ」のヒロ役でブレイクした日本人俳優マシ・オカが発案した新作ファミリーアドベンチャー「The Defenders」を、ドリームワークスが製作することが分かった。「トランスフォーマー」シリーズのアレックス・カーツマンがプロデュース、「イーグル・アイ」のD・J・カルーソが監督候補として交渉中だという。
米ハリウッド・レポーター誌が報じたもので、マルチプレイヤーゲームに熱中する世界各国のティーンエイジャーたちが、実世界での互いの情報を知らぬまま集められ、一緒にリアルな冒険に挑むというストーリー。ドリームワークスは、映画と合わせてこのビデオゲームも同時製作していく方針だ。
エグゼクティブ・プロデューサーを務めるマシ・オカは大のゲーム好きで、オンラインマルチプレイヤーゲームをしている際、このアイデアを思いついたとのこと。「(ゲームでは)誰でも自分がなりたい人間になれるんだよ。そこで考えたんだ。もし、自分がバーチャルな世界に作った人間として、ずっと生き続けなければならないとしたらどうなるだろう?」
一方、カーツマンとビジネスパートナーのロベルト・オーチーは、アンブリン・エンターテインメント(「グーニーズ」「バック・トゥ・ザ・フューチャー」などを製作)の作品のような純粋なアドベンチャー映画の現代版を作りたいと思っていたそうで、パーティでオカと出会って以来、話し合いを重ね、映画化に向けて動き出したようだ。
オカは、「誤解しないで欲しい。僕は『ヒーローズ』も大好きだ。ただ、カメラの後ろでしか出来ない仕事というのもあるんだよ」とコメント。ゲーム「ワールド・オブ・ワークラフト」の大ファンだというオカの新作に、ゲーマーからの注目も集まりそうだ。
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