リドリー・スコット監督が「ブレードランナー」をWEBシリーズ化!
2009年6月8日 12:00

[映画.com ニュース] リドリー・スコット監督が、彼のコマーシャル制作会社RSAフィルムズで、弟トニー・スコット&息子ルーク・スコット両監督とともに、82年のカルトSF映画「ブレードランナー」をWEBでシリーズ化することが分かった。
それは、「ピュアフォールド(Purefold)」と題された毎回5~10分のオンラインビデオ・シリーズ。2019年の酸性雨が降るロサンゼルスを舞台にした「ブレードランナー」のプリクエル(前章)となる内容で、テーマ的にも、コンセプト的にも、フィリップ・K・ディックの原作小説「アンドロイドは電気羊の夢を見るか?」の世界観を踏襲した作品になるという。
また、RSAフィルズと共同で同WEBシリーズを手がける制作会社AG8のパートナー、デビッド・バウソーラが米ニューヨーク・タイムズ紙に答えたところによると、WEBシリーズの第1回目は今年夏にもスタートさせたい考えで、今からちょうど2年後の2011年のリアルな近未来を描くようだ。「実際に『ブレードランナー』と同じテーマを下敷きにしている」とバウソーラ。だが、大きな難関が待ち構えていて、「私たちはまだ、映画におけるさまざまなルールや著作権をクリアしていない」という。このままだと、強力わかもと、コカコーラといったネオン広告が登場しなくなる。それだけに、このプロジェクトには、広告マーケティングエージェンシー数社が参入しており、著作権がクリアになるのは時間の問題らしい。
また、AG8側はソーシャルメディアサイトFriendFeedを使って、WEB視聴者からストーリーの公募もする予定だ。
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