デンゼル・ワシントンとトニー・スコット監督が5度目のタッグ
2009年4月27日 12:00
[映画.com ニュース] デンゼル・ワシントンとトニー・スコット監督が5度目となるタッグを組み、新作スリラー「Unstoppable」を製作することになりそうだ。
ワシントンとスコット監督はこれまで、「クリムゾン・タイド」(95)、「マイ・ボディガード」(04)、「デジャヴ」(06)、そして6月12日に全米で公開される最新作「サブウェイ・パニック」(今秋日本公開予定)の4作で共に組んでいる名コンビ。
英エンパイア誌によると、5作目となる「Unstoppable」は、01年に米オハイオ州で実際に起こった列車の暴走事故を基に、「彼が二度愛したS」のマーク・ボンバックが脚本を書いたサスペンススリラー。毒性のある薬物を積載した列車が無人のまま暴走し、それを追いかけて外から飛び乗ったベテラン技師と若い車掌の2人組がブレーキをかけて、危うく大惨事となるところを免れたという、映画のような実話だ。
撮影は今秋を予定。ワシントンは現在、アルバート&アレン・ヒューズ兄弟(「フロム・ヘル」)がメガホンを取る近未来スリラー「The Book of Eli」の撮影中で、それが終わり次第こちらの製作に入るものと見られている。