佐藤隆太、「今日でユニフォームを脱ぎます」と卒業宣言。「ROOKIES」初日
2009年6月1日 12:00
[映画.com ニュース] 08年にTBS系で放映された人気TVドラマの劇場版「ROOKIES/卒業」(平川雄一朗監督)が5月30日に公開初日を迎え、TOHOシネマズ日劇1にて主演の佐藤隆太、市原隼人、小出恵介、城田優、中尾明慶、高岡蒼甫、桐谷健太、佐藤健、五十嵐隼士、川村陽介、尾上寛之、山本裕典、石田卓也ら二子玉川学園高校(ニコガク)野球部メンバーが舞台挨拶を行った。
本作は森田まさのりのベストセラーコミックを原作に、新任教師・川藤(佐藤隆太)の熱血指導の下、3年生に進級したニコガク野球部の面々が新入生2名を迎え、最後の甲子園を目指す青春ストーリー。“卒業”のタイトル通り、今作でシリーズは完結する。
舞台に上がった佐藤は「本当におはようございます!」と朝7時からの上映に駆けつけた熱心なファンに感謝の意を表しながら、「今日をもってこのユニフォームを脱ぎます。今日からは皆さんがこの作品を思いっきり愛していただければ」と卒業を宣言。一方、市原は寂しさをにじませながらも、「常にお互いがお互いを必要としている現場だった。ルーキーズに出会えて本当に幸せでした」とニコガクメンバーとの絆を語り、小出も「ドラマから1年半。こうして最高の形で卒業を迎えることができました。僕自身、夢を見させてもらった」と感慨深い表情だった。
観客とのフォトセッション時には、メンバーからおなじみの掛け声である「ゴー! ニコガク! ゴー」も飛び出し、場内の盛り上がりも最高潮に。再びステージに戻ったキャスト陣が、手にしたタオルを客席に投げてプレゼントする一幕もあり、終始、熱気と声援がうずまく“最後の”舞台挨拶となった。