中村雅俊、井上順、イッセー尾形が弾き語り!「60歳のラブレター」初日
2009年5月18日 12:00

[映画.com ニュース] 2000年のスタート以来、大きな反響と共感を得ている人気企画「60歳のラブレター」。長年連れ添った夫婦が、互いに感謝の気持ちを1枚のハガキに綴るこの応募企画が映画化され、5月16日に初日を迎えた。その日、丸の内ピカデリー2にて舞台挨拶が行われ、劇中で3組の熟年夫婦を演じた中村雅俊&原田美枝子、井上順、イッセー尾形&綾戸智恵、深川栄洋監督が舞台に立った。
「壇上にいるキャスト、そしてスタッフ含めて一生懸命作りました!」と挨拶した中村をはじめ、キャストそれぞれが初日を迎えた喜びを披露。井上順の妻役を演じた戸田恵子は残念ながら多忙のため欠席となったが、その他の2組は本物の夫婦のような仲睦まじさを見せた。なかでも手術のために髪を剃るシーンに挑んだ綾戸は「あんたのおかげや(笑)。ええ相方です。ありがとうございます!」と関西弁の独特のトークで、夫役のイッセー尾形を称えた。
作品タイトルにちなんだ60本のバラの花束贈呈が男優陣より女優陣に行われたのち、中村、井上、尾形の3人は、劇中で尾形が妻が眠る病室で弾き語りで披露するビートルズの名バラード「ミッシェル」を演奏することに。「本当に音楽ができる人はいいですね。うらやましいです」と原田が語ったサプライズのセッションに、観客は大いに魅了された。

また同作は、昨年の「おくりびと」が国際的躍進のきっかけとなったカナダのモントリオール世界映画祭「World Greats」部門への出品も決定。
深川監督は「日本の夫婦の物語を世界の人たちがどう受け止めてくれるのか、とても期待しています。人に想いを伝えるというのは本当に難しいことです。(映画に込めた)その想いが、いろいろな人に伝わるといいなと思います」と挨拶を締めくくった。
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