スーパーモデル、リリー・コールがゴシックホラーで美貌の吸血鬼に
2009年5月18日 12:00
[映画.com ニュース] ドール顔モデルとして一世を風靡し、最近では女優としての活躍も目覚ましいイギリス出身のスーパーモデル、リリー・コールが、「アメリカン・サイコ」のメアリー・ハロン監督が久しぶりにメガホンを取るゴシックホラー「モス・ダイアリーズ(The Moth Diaries)」でヒロインのバンパイアを演じることになった。英スクリーン・デイリー誌が報じた。
原作は、レイチェル・クラインの同名のカルト小説。アメリカ東部ニュー・イングランドにある寄宿制のエリート女子校に謎めいた美少女が転校してきて以来、女子生徒たちの不可解な死が相次ぐというストーリー。
抜けるような白い肌に赤毛がまさに人形のようなコールは、一方で、同じドール系モデルで日本の化粧品会社のCMにも起用されたジェマ・ワードなどと比べると、どこか不気味な妖気を感じさせる雰囲気の持ち主。ロッカーのマリリン・マンソンも、自身の初監督映画で、「不思議の国のアリス」の原作者ルイス・キャロルを題材にした「Phantasmagoria: The Visions of Lewis Carroll」でアリス役にコールを抜擢している。コールのその他の出演作には、ヒース・レジャーの遺作となったテリー・ギリアム監督作「イマジナリアム・オブ・ドクター・パルナッサス(原題)」など。
同作にはほかに「アンダーワールド」のスコット・スピードマンが英文学の教師役で出演予定。今夏、カナダのモントリオールでの撮影が予定されている。
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