「スター・トレック」がオープニング7650万ドルの全米ロケットスタート
2009年5月12日 12:00

[映画.com ニュース] 5月8日に全米公開がスタートしたJ・J・エイブラムス監督のSF超大作「スター・トレック」が10日までのオープニング3日間で、全米興収7650万ドルという驚異的なロケットスタートを切った。
パラマウント・ピクチャーズは当初オープニング記録を5000万ドルと見込んでいたが、それを上回る好記録。同作の製作費は1億4000万ドルと言われているから、早くも3日間で、その半分に匹敵する売上げを稼いだことになる。
その内訳は、8~10日の週末分のチケットセールスが7250万ドル。プラスして初日前夜(木曜日)分が400万ドルだった。そのうち、IMAXシアターでは3日間で820万ドル。昨年「ダークナイト」が打ち立てたIMAXオープニング興収630万ドルを早くも塗り替えた。また初日だけで興収3100万ドルを記録。この初日興収記録も、「アイアンマン」の3870万ドルに次ぐパラマウント史上第2位だった。
今年のサマームービーのライバルたちは、「ターミネーター4」(5月21日全米公開)と「ハリー・ポッターと謎のプリンス」(7月15日日米同時公開)。まさに機先を制した「スター・トレック」は、「アイアンマン」級の3億ドルのメガヒットを目論んでいる。
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