トム・ハンクス、巨人―中日戦始球式で大暴投も勝利の天使に!
2009年5月11日 12:00
キャッチャーを務めたのは、84年の「スプラッシュ」以来の4度目のコンビとなる恋女房ならぬ“映画女房”のロン・ハワード監督(55)で、対するバッターは今季絶好調で打率4割近くの高打率を残し、首位打者独走中の坂本勇人内野手。
「直球、ど真ん中のストライクを狙う!」と公言していたハンクスだったが、大きくふりかぶって投げた投球は大暴投。日本での映画のヒットを目指す2人にとっては縁起の悪い結果だったが、ハンクス&ハワード監督ともに心底から始球式を楽しんだ様子で、ハリウッド一流のスマイルを振りまきながら、グラウンドを後にした。
先頃のWBC優勝監督でもある原辰徳監督は、ハンクスの大ファンで「グリーンマイル」をはじめ、「彼の主演作はほとんど見ている」とコメント。その始球式前に、対面が実現したハリウッドスターから「なんで引退したんですか?」と素朴な質問を受け、「ずっと現役をやっていましたが、もう引退して10年になりますよ(笑)」と答えたが、2歳年上のハンクスから「僕は52歳だよ。まだまだ大丈夫じゃないですか!」と切り返されるなど、つかの間の楽しいひとときとなった。
93年の「プリティ・リーグ」で40年代の全米女子プロ野球リーグの監督を演じたハンクスは、自他ともに認める大のベースボールファンとして知られる。3年前に「ダ・ヴィンチ・コード」で来日した時も、千葉ロッテのホームゲームを観戦したほど。その日も、キャンペーン中の貴重な時間を割いての観戦だったが、時間の許す限りベースボール観戦を楽しんだ。
結果は、巨人打線が2ホームランを含む15安打を中日投手陣を浴びせて、10-4の勝利。「天使と悪魔」一行は巨人にとって、めでたく“勝利の天使たち”となった。
東京ドームを後にしたハンクスは「ワイルドピッチで残念でしたが、巨人ファン、中日ファンの大観衆の前で投げられて光栄でした」とコメント。
ハンクスら「天使と悪魔」一行は、11日夜(米時間)で行われるロサンゼルスプレミアに出席するため、10日、空路で帰途についた。
関連ニュース
映画.com注目特集をチェック
キャプテン・アメリカ ブレイブ・ニュー・ワールド
【本作は観るべきか、否か?】独自調査で判明、新「アベンジャーズ」と関係するかもしれない6の事件
提供:ディズニー
セプテンバー5
【“史上最悪”の事件を、全世界に生放送】こんな映像、観ていいのか…!? 不適切報道では…?衝撃実話
提供:東和ピクチャーズ
ザ・ルーム・ネクスト・ドア
【私が“死ぬとき”を、見届けて】あなたならどうする――? 魂に効く珠玉の衝撃作
提供:ワーナー・ブラザース映画
君の忘れ方
【結婚間近の恋人が、事故で死んだ】大切な人を失った悲しみと、どう向き合えばいいのか?
提供:ラビットハウス
海の沈黙
【命を燃やす“狂気めいた演技”に、言葉を失う】鬼気迫る、直視できない壮絶さに、我を忘れる
提供:JCOM株式会社
サンセット・サンライズ
【面白さハンパねえ!】菅田将暉×岸善幸監督×宮藤官九郎! 抱腹絶倒、空腹爆裂の激推し作!
提供:ワーナー・ブラザース映画
激しく、心を揺さぶる超良作
【開始20分で“涙腺決壊”】脳がバグる映像美、極限の臨場感にド肝を抜かれた
提供:ディズニー