「愛を読むひと」と「こえ部」が、史上初の朗読リレーキャンペーン実施
2009年5月8日 12:00
[映画.com ニュース] ケイト・ウィンスレットがアカデミー主演女優賞、ゴールデングローブ助演女優賞を受賞した、ベストセラー小説「朗読者」の映画化「愛を読むひと」と、音声特化型コミュニケーションサービス「こえ部」がコラボレートし、史上初の朗読リレーキャンペーンを行っている。
「みんなの声で遊ぶ」をテーマにした日本最大の音声SNS「こえ部」は、ユーザーが録音した音声を公開できる。「愛を読むひと」は、年上の女性ハンナ(ウィンスレット)に恋したマイケル(デビッド・クロス/レイフ・ファインズ)が彼女に名作の数々を読んで聴かせるが、今回は本編で朗読される「犬を連れた奥さん」(チェーホフ作、小笠原豊樹訳、新潮社刊)を50パートに分け、「こえ部」が一般ユーザーからパートごとに朗読を募る。各パートで最も優れた人の声を採用して朗読CD(非売品)を作成し、視覚障害者などの福祉団体に寄贈するという取り組みだ。
応募は5月24日まで、「こえ部」募集サイト(http://koebu.com/event/aiyomu)で受け付けている。「愛を読むひと」は6月19日公開。