木村大作監督の全国行脚達成を浅野忠信&仲村トオルがお祝い!「劔岳」
2009年4月28日 12:00

[映画.com ニュース] 日本映画界を代表する名カメラマン、木村大作が69歳にして初めてメガホンをとった「劔岳 点の記」。6月20日の公開に先駆け、監督自ら自家用車を運転し、全国47都道府県縦断キャンペーンを実施。1月27日に映画のロケ地となった富山県を出発した“劔岳号”が、4月27日、最終ゴール地点となる東京・お台場のフジテレビに到着し、全国行脚を終えた監督を主演の浅野忠信、共演の仲村トオル、橋本一郎がねぎらった。
本作は、日露戦争直後に、日本地図完成のために前人未踏の北アルプス・劔岳山頂に登った測量官たちの誇り高き姿を描いた人間ドラマ。
走行距離は約2万キロ。各地の試写会で計1万人の観客を動員、308媒体の取材をこなした木村監督。さぞかし疲れているだろうと思いきや、「公開まであと2カ月ある。中田英寿じゃないけど、まだ“旅の途中”。自分の言葉で映画を広めたくて、車にスピーカーつけて走りたかったですね」と早くも木村節全開。浅野は「聞いた当初は冗談かと思いましたが、見習わないといけないですね」とコメント。仲村は「一度も人にハンドルを握らせていないというのを聞き、“監督第1作にして遺作になっちゃうのかな”と……(笑)」と笑わせながらも「自分もここまで魂を捧げるものに出会いたい」と監督への尊敬の念をうかがわせた。

標高3000メートル、体感温度氷点下40度以下という過酷なロケについて、浅野は「肉体的にしんどかったですが、監督との仕事を通じて、強い信念があれば何事も乗り越えられると実感しました」と振り返った。一方、監督は「富山の人たちには2年にわたり命を預かってもらいました。(富山出身の)滝田洋二郎が『おくりびと』で県民賞を受賞したらしいけど、まず俺だろう!?(笑)」と気を吐き、「この映画にすべてを懸けると思ってキャンペーンに出ましたが、取材でいろいろ話してると、欲が出てきますねぇ」と監督第2作への挑戦もうかがわせていた。
関連ニュース






映画.com注目特集をチェック

劇場版モノノ怪 第二章 火鼠
【大好きなやつでした】不覚にも“秒”で沼にハマって大変なことになった話
提供:ツインエンジン

ガンニバル
【衝撃の問題作】なぜ世界は「ガンニバル」にハマるのか? “絶対的支持”の理由を徹底解説!
提供:ディズニー

BETTER MAN ベター・マン
【観ないとぜっったい後悔する】「グレショ」監督最新作!ラスト5分の破壊力に、感動を超えて放心状態
提供:東和ピクチャーズ

すごすぎて言葉にならない映画
【社会現象「パラサイト 半地下の家族」の次はこれ】“超痛快逆襲エンタメ”でアドレナリン全開
提供:ワーナー・ブラザース映画

映画を安く観たい人、絶対にチェックして!
【映画2000円は高すぎる!!?】知らないと損な“1250円も安く観る裏ワザ”、ここに置いときます
提供:KDDI

35年目のラブレター
【感動実話に“とんでもない絶賛”の嵐】噂を聞きつけ実際に観てきたら…忖度なし正直レビュー!
提供:東映

聞かせてくれ、「ガンニバル」の感想を――
【感想投稿で豪華賞品が当たる】ちょっとでも観たことある人、今すぐ参加して!(提供:ディズニー)