「ゴシップガール」クリエイターがジェイ・マキナニーの青春小説を映画化
2009年4月6日 12:00
[映画.com ニュース] “80年代のサリンジャー”と謳われたジェイ・マキナニーのデビュー小説「ブライト・ライツ、ビッグ・シティ」(84)を米MGMが再映画化することになり、監督・脚本に「The OC」「ゴシップガール」などの人気TVシリーズのクリエイター、ジョシュ・シュワルツが起用されたことが分かった。シュワルツにとってはこれが劇場映画監督デビュー作となる。
同作は、ニューヨークの一流出版社に勤めながら、毎晩ナイトクラブに通い、コカインに溺れる青年の姿を描いた青春小説。80年代という時代の空気を見事に捉えて日本でもベストセラーとなった。88年には、マイケル・J・フォックス主演で一度映画化されている(「再会の街/ブライトライツ・ビッグシティ」)。
マキナニーとシュワルツは昨年、トライベッカ映画祭でともに審査員を務め、それが縁で今回の話に至ったようだ。マキナニーも「ゴシップガール」にゲスト出演を果たしている。
現代のティーンエイジャーのグラマラスな世界を得意とする若きヒットメーカーが、この21世紀に80年代のヤッピーをどう再現するのか注目したい。