傑作コメディ「恋はデジャ・ブ」がミュージカル化?
2009年4月3日 12:00
[映画.com ニュース] 小品ながら各種の映画ランキングで上位に入ることの多い隠れ名作「恋はデジャ・ブ」(93)。ビル・マーレイ扮する天気予報官が、何度寝て起きても同じ2月2日(=原題のグラウンドホッグ・デイ=聖燭祭)を繰り返すようになってしまうというファンタジック・コメディだ。
その監督・脚本を務めたハロルド・ライミスが、米MTVのインタビューに答えて、同作をミュージカル化する構想があることを明かした。
そもそもは数年前に、「スウィーニー・トッド」などの作品で知られる作詞・作曲家スティーブン・ソンドハイムが、ミュージカルとして手がけてみたい映画について聞かれた際に「恋はデジャ・ブ」だと答えたといういきさつがある。その後特に進展はないと思われていたが、ライミスの話によれば、同作の共同脚本家のダニー・ルービンが、すでにミュージカル台本に着手しているのだとか。
現時点ではそれ以外何も決まっていないようだが、ソンドハイム作品を多数手がけている演出家のジェームズ・ラパインから実際にライミスに連絡が入ったとのことで、案外近い将来に実現するかもしれない。