デビッド・クローネンバーグ監督、「イースタン・プロミス」続編に着手
2009年3月31日 12:00

[映画.com ニュース] デビッド・クローネンバーグ監督が、米MTVのインタビューに答えて、ロシアンマフィアの世界を描いた07年のヒット作「イースタン・プロミス」の続編を企画中であることを明かした。
それによれば、「すでに企画を進めていて、我々みんな、続編製作に向けて張り切っているよ」とのこと。クローネンバーグ監督のいう“我々”とは、主人公のロシアンマフィア、ニコライ役でアカデミー主演男優賞にノミネートされたビゴ・モーテンセン、脚本のスティーブン・ナイト、プロデューサーのポール・ウェブスター、そしてスタジオのフォーカス・フィーチャーズのことだ。
「近いうちにミーティングをして、脚本について相談する予定だ。自分の中にはいくつも強力なアイデアがあるので、みんなの意見を聞いて、問題なければスティーブに最高の脚本を書いてもらう。そして脚本を全員が気に入れば、製作決定だ」
クローネンバーグ監督が自ら続編を作りたいと思ったのは今作が初めてだという。過去に「ザ・フライ」や「スキャナーズ」の続編が製作されているが、いずれも別の監督によるもの。同監督は、「ニコライの物語はまだ終わっていないと考えている。膨大なリサーチをしたおかげで、1本の映画には入りきらないほどの素材も残っている」と語った。
続編が実現すれば3度目のタッグを組むことになるモーテンセンについては、「ビゴは特別な男だ」とクローネンバーグ監督。「プライベートでも友人として、しょっちゅう連絡を取り合っている。私の場合、俳優とそういう関係になることはめったにないんだ」と絆の強さをうかがわせた。なお、現時点では、ナオミ・ワッツやバンサン・カッセルらがオリジナルで演じたキャラクターが続編にも登場するかどうかは分かっていない。
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