東野圭吾のベストセラー「さまよう刃」、寺尾聰主演で映画化
2009年3月30日 12:00

[映画.com ニュース] 昨年、福山雅治主演の劇場用映画「容疑者Xの献身」が大ヒットを記録し、二宮和也主演のTVドラマ「流星の絆」も高視聴率を叩き出した、直木賞作家・東野圭吾の100万部を超すベストセラー小説「さまよう刃」が寺尾聰主演で映画化されることが、配給する東映から発表された。
「さまよう刃」は、少年法と被害者感情の乖離(かいり)など現代の少年犯罪に対する問題提起がなされる東野作品らしい問題作。最愛の娘の命を残虐な少年たちによって奪われた、寺尾演じる主人公の会社員・長峰重樹は、娘を殺された怒りと、犯人グループが逮捕されても少年法という法律に保護されるという現実との狭間で苦悩し、ついには自らの手で少年たちを裁くことを決意する、というストーリー。そんな長峰の決意を知った新人刑事・織部孝史は、市民よりも法律を守ることに重きを置く警察のあり方に悩み、残虐な犯人たちを守るために動く捜査に矛盾を感じながら、先輩刑事・真野信一とともに長峰を追う。
寺尾にとっては、日本アカデミー賞で2度目の最優秀主演男優賞に輝いた「半落ち」(04)以来の、社会派ドラマへの単独主演。共演は新人刑事・織部に竹野内豊、先輩刑事・真野に伊東四朗。行定勲監督の「きょうのできごと」「贅沢な骨」などで脚本を担当した益子昌一がメガホンを取る。撮影はすでに08年11月28日から09年1月20日にかけて行われており、東映配給で今秋公開予定。
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