玉山鉄二「引退が早まった」と告白?「カフーを待ちわびて」初日
2009年3月2日 12:00

[映画.com ニュース] 恋愛小説を広く発掘するためにスタートした日本ラブストーリー大賞の第1回大賞受賞作を映画化した「カフーを待ちわびて」の初日舞台挨拶が、2月28日に東京・新宿バルト9で開催され、主演の玉山鉄二、マイコ、沢村一樹、勝地涼、宮川大輔らが舞台挨拶を行った。
本作は、沖縄の小さな島を舞台に、愛犬カフーと暮らす不器用な青年(玉山)と、ある日突然、島にやってきた美しい女性(マイコ)の恋のゆくえを描いたラブストーリー。
主演を務めた玉山は、約1カ月間の沖縄ロケを振り返り、「太陽だったり、自然だったり、身近にあるものがこんなにキレイなものだったんだと日々感じていた」とコメント。沖縄でマイペースに生きる主人公と自分自身を重ね合わせて、「どっちかいえば、僕もそっち側の人間ぽいなと。東京ではあまりにも時間が過ぎ去るペースが速い。たぶん、この映画に出会って、僕の引退は早くなったかな」と冗談交じりに語っていた。
一方、島に突然やって来るヒロインを演じたマイコ(「山のあなた 徳市の恋」)は「幸せって身近にあるんだなってことだったり、周りの人を大切にしようだったり、皆さんにもそう思っていただけるとうれしいです」と作品が持つ温かなメッセージをアピール。
宮川は「現場のいい雰囲気が映画にも出ている。来年のアカデミー賞、『おくりびと』に続いて獲ると思いますよ」と語ると、沢村も「沖縄楽しかったです。言える話、言えない話いろいろあるんですけど。スタッフの何名かは近くの居酒屋、出禁(出入り禁止)になってます」と明かすなど、キャスト陣はおのおの、沖縄での撮影を楽しんだ様子だった。
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