注目の若手俳優・永山絢斗に直撃!KERA監督作「罪とか罰とか」を語る
2009年2月27日 12:00
[映画.com ニュース] 「1980(イチキューハチマル) 」「グミ・チョコレート・パイン」のケラリーノ・サンドロビッチ(KERA)監督の最新作で、「神童」の成海璃子がコメディに初挑戦した「罪とか罰とか」が、間もなく公開を迎える。本作で成海扮するヒロインの相手役を演じた永山絢斗に話を聞いた。
本作は、ひょんなことから一日警察署長を務めることになった売れないグラビアアイドルのアヤメ(成海)が、コンビニ強盗事件の解決のために奔走する姿を描くブラックユーモア満載のコメディ。劇中で、アヤメの元彼で殺人癖のある警察官・春樹を演じた永山は、瑛太を兄に持ち、07年にデビューした現在19歳の新星俳優。映画出演は「フレフレ少女」に続く2作目となる。
シュールな笑いが随所に散りばめられたKERA監督の作風を、「単純に“コメディ”の一言で片付けられない細かい笑いがある」と語る永山は、撮影前に監督が手がけた舞台「どん底」「シャープさんフラットさん」を観劇したそう。「監督の作品はどこかツボがずれているというか、笑いの取り方が人と違う。そこが魅力なんだと思います」
売れっ子舞台演出家でもある監督との仕事について聞くと、「クランクイン前に何日間かリハーサルが設けられていて、そこで芝居を固めてから現場に入りました。監督は『ここからここまで来る間にセリフを言って、ここで止まって』という演出をするんですが、そういう細かい作業は勉強になりました」と撮影を振り返った。
春樹は相手を愛しすぎるがゆえに殺してしまうという癖があり、アヤメは殺人を重ねる春樹をかばい続ける。アヤメ役の成海とは複雑な元恋人同士を演じているが、共演した感想は「すごく笑う人」だったという。「今回はいつも笑いが絶えない明るい現場だったんですが、彼女はハマりっ放しという様子でずっと笑ってましたね」と成海の素顔を明かし、「でも笑いに対するツボが浅いわけではなく、やはり普通の人と捉え方が違うんだろうなという印象で、何だか怖くもあり羨ましくもありました」とコメディエンヌとしての才能も称えた。
「罪とか罰とか」は2月28日より公開。