スピルバーグ監督のリンカーン大統領伝記映画、いきなり始動!
2009年2月13日 12:00

[映画.com ニュース] スティーブン・スピルバーグ監督がエイブラハム・リンカーン第16代米大統領の人生を映画化する伝記映画「リンカーン」のプロジェクトが、にわかに始動しそうな気配になってきた。
映画「ミュンヘン」の脚本家として知られる脚本家・劇作家のトニー・クシュナーが、2月9日、ハーバード大学政治研究フォーラムで、エイブラハム・リンカーン大統領についてのパネルディスカッションに参加。「リンカーン」の初稿脚本を書き上げているクシュナーが、映画ブログHollywood Eisewhereを主宰する映画ジャーナリスト、ジェフリー・ウェルズによる電子メールのインタビューに答えたもので、いくつか貴重な情報を開示している。同作は、リンカーン大統領誕生日(1809年2月12日生まれ)のある今週にも企画への正式なゴーサインが出され、生誕200周年にあたる今年中の公開を目指すという。
内容は、1865年に批准された合衆国憲法修正第13条の制定、つまり奴隷制度の解放がメインテーマになるようだ。ちなみに、スピルバーグのドリームワークスでの第1回監督作は、奴隷制度への勇気ある闘いを描いた歴史劇「アミスタッド」だった。
すでにクランクインしている「タンタンと謎のユニコーン号」も抱えるスピルバーグ監督が、12月までに「リンカーン」を完成させられるのか心配なところだが、2時間44分という長尺の政治スリラー「ミュンヘン」を、主要部分の撮影からわずか6カ月間で完成までこぎ着けた同監督なら十分に可能だという。
同作のリンカーン大統領役は「シンドラーのリスト」のリーアム・ニーソンが決定し、その妻役はサリー・フィールドが候補に上がっている。映画ファンにはうれしいことに、ハリソン・フォードがリンカーン政権の副大統領だったアンドリュー・ジョンソンを演じるという噂もある。
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