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カンナ役を体当たりの平愛梨カンゲキ!「20世紀少年 第2章」初日

2009年2月2日 12:00

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いよいよ残すはあと1作
いよいよ残すはあと1作

[映画.com ニュース] 浦沢直樹原作の大ヒットコミックを、総製作費60億円で実写映画化する「20世紀少年」3部作の第2弾「20世紀少年 第2章/最後の希望」が1月31日に初日を迎え、東京・有楽町の日劇2で堤幸彦監督、主演の豊川悦司常盤貴子香川照之平愛梨ら主要キャストが舞台挨拶を行った。

本作は第1章のクライマックスにあたる“血のおおみそか事件”の15年後を舞台に、オッチョ(豊川)らが謎のカリスマ支配者“ともだち”の正体に迫るというストーリー。

今回、映画の主人公として体当たりのアクションを披露するなど大活躍だった豊川は「第2章は、同じシリーズとは思えないほど前作と毛色が違うエンターテインメントに仕上がった。僕としてはこの『20世紀少年』が日本映画界の分岐点となって、日本の新しいエンターテインメントとして成立してくれることを祈っています」とコメント。また「今日は(前作の主人公ケンヂを演じた)唐沢(寿明)さんがいないので、地味な舞台挨拶ですが、またヤツも帰って来ると思いますので、よろしくお願いします」と今秋公開予定のシリーズ最終章での、唐沢の再登場を示唆した。

涙ぐむ平にハンカチを差し出すユースケ
涙ぐむ平にハンカチを差し出すユースケ

一方、引退覚悟でオーディションに挑み、見事“最後の希望”として重要なカギを握るヒロイン、カンナ役に起用された平は挨拶と同時に涙目に。客席から暖かいエールが送られると「この作品に出会って、堤監督やスタッフ、共演者の方々からいろいろと学びました。また今日から心機一転して、一生懸命頑張っていこうと思います。カンナというとても重要な役をやらせていただきまして、本当にありがとうございました」と語り、深々と頭を下げた。

そんな平に対し、隣に立つユースケ・サンタマリアがそっとハンカチを差し出す一幕があった他、ユキジ役で共演した常盤も「かわいいですね。撮影中も本当に一生懸命でピュアなカンナちゃんでした」と笑顔で後輩女優の奮闘を称えていた。

20世紀少年 第2章/最後の希望」は全国公開中。

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