松田龍平の“変顔”に塚本晋也監督が感謝。「悪夢探偵2」初日
2008年12月22日 12:00

[映画.com ニュース] 他人の夢に入る能力を持つ“悪夢探偵”の活躍を描いた塚本晋也監督作の続編「悪夢探偵2」が12月20日に初日を迎え、東京・渋谷のシネセゾン渋谷にて、主演の松田龍平、三浦由衣、市川実和子、光石研が舞台挨拶を行った。
同作は、“悪夢探偵”こと影沼京一(松田)の新たな依頼者である女子高生(三浦)の悪夢の謎と、京一の亡き母にまつわるエピソードが同時進行で描かれる。前作に続いて主演を務めた松田は、「1作目をやったからこそ気づくことがたくさんあった。すごく好きな作品です」と感慨深げに話した。
サイコサスペンス色を前面に押し出した前作から一転、本作を恐ろしくも哀しい人間ドラマへと作り上げた塚本監督は、「とにかくキャストの演技が素晴らしい。龍平さんは打ち合わせなしで心が通じたような演技をしてくれた。市川さんもすっげー素晴らしくて、(映画を作った後に書いた)小説は市川さんのことを考えながら書きました」とキャスト陣をベタ褒め。ヒロインに抜擢された三浦についても「微妙な表情でいろいろなことを物語ってくれた。ラストシーンもすごく良い表情をしています」と演技力に太鼓判を押したが、三浦は「実はその時、龍平さんがカメラの後ろで“変顔”をしてたんです」と松田のお茶目な一面を暴露。意外にも松田のヘンな顔が三浦の絶妙な表情を引き出していたと知った塚本監督は、複雑そうな表情を浮かべながらも松田に感謝していた。
また、同作のテーマである“恐怖”に話が及ぶと、子供の頃から怖がりだったという塚本監督は「本当に怖い時はエッチなことを考えると怖くなくなるんですよ(笑)」と独自の恐怖克服法を披露。一方の松田は「人によって怖いものが違うけど、その違いを想像しきれず理解できないことが怖いですね」と話し、観客たちをうなずかせた。
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