大女優メリル・ストリープ、「ブス」と呼ばれて役を落とされた過去
2008年12月17日 12:00

[映画.com ニュース] メリル・ストリープは、12月11日に発表されたゴールデングローブ賞ノミネーションで、「ダウト/あるカトリック学校で」(09年3月公開)でドラマ部門、「マンマ・ミーア!」(09年1月30日公開)でコメディ/ミュージカル部門の主演女優賞にダブルノミネートされた。同賞では主演&助演のノミネート23回、うち7度受賞。アカデミー賞でもノミネート14回、うち2度受賞している大女優である。
そんな彼女が、1976年の「キングコング」のオーディションで、その容姿が原因で落とされた悲しい過去があることを明かした。コングに愛される主演女優は映画の正否を左右するもので、イタリア人大物プロデューサーのディノ・デ・ラウレンティスは彼の息子と主演女優をめぐって熱い議論を交わしていたようだ。
「オーディションの決定権は彼(ディノ)が持っていて、息子に『彼女はブスだ。なぜ、そのことを前もってワシに知らせない』と言っていた。私が大学(イェール)でイタリア語を勉強していたのを彼はまったく知らなかったようで、私がイタリア語で返答したら、ビックリ仰天していたわ」とのこと。
その役は結局、モデルあがりの美女ジェシカ・ラングに。ラングも「トッツィー」(82)でアカデミー助演女優賞、「ブルースカイ」(94)で同賞主演女優賞を受賞しているから、大製作者の目は確かなのだが……。
ストリープは翌年にジェーン・フォンダ主演の「ジュリア」(77)で映画デビューを飾り、翌々年のロバート・デ・ニーロ主演の「ディア・ハンター」(78)で、早くもアカデミー助演女優賞のノミネートを受け、大女優への第一歩を踏み出す。
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