シャネル、サガン、ゲンズブール…仏で空前の伝記映画ブーム!
2008年12月8日 12:00

[映画.com ニュース] ファッションの歴史を変えた伝説的デザイナー、ココ・シャネル。すでに製作が報じられていた「アメリ」のオドレイ・トトゥがシャネルを演じる伝記映画「ココ・アバン・シャネル(Coco avant Chanel)」(アンヌ・フォンテーヌ監督)に加えて、もう1本、アナ・ムグラリスがシャネルに扮する「ココとストラビンスキー(Coco et Stravinsky)」が製作されることが分かった。共に09年公開予定だという。ロイターが報じたもの。
ムグラリス版のほうは監督などの詳細は明かされていないが、2作とも、ファッション界に揺るぎない地位を築き上げる以前の若き日のシャネルを描くものになるようだ。
ちなみに、トトゥもムグラリスもシャネルには縁がある。トトゥは同メゾンの香水「No.5」の現在の顔であり、ムグラリスは同じく香水「アリュール」の顔を02年に務めていた。
フランス人女優マリオン・コティヤールがアカデミー主演女優賞を受賞する快挙となった昨年の「エディット・ピアフ/愛の讃歌」の成功以降、フランスでは伝記映画ブームが起こっている。作家のフランソワーズ・サガンやシモーヌ・ド・ボーボワール(ムグラリスが演じている)が主人公の映画が製作されたほか、フレンチポップの異端児セルジュ・ゲンズブールの伝記映画も製作が発表された。ムグラリスは、そこでもフランスの国民的歌手ジュリエット・グレコを演じることになっている。
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